理由なきことを為すことなかれ

 野口先生のお話の付け加えです。(今日はノートを見ながら)

①学力がついたというのは、次のような状態を指す。
 (1) 入手・獲得(多々益々弁ず)
 (2) 訂正・修正(未熟な子どもを大人にする。否定・叱責が大切。)
 (3) 深化・統合(浅い理解を深く、断片的・羅列的な理解を統合する。)
 (4) 上達・進歩(できないことができるようになる。)
②授業の組み立て方
 (1) 分からなさの自覚をさせる。
 (2) 見当をつけさせる。
 (3) 学ばせ、教え、調べさせる。
 (4) 確認・評定・評価する。
③行動を先にさせて、後から心を伴わせる。(「静かに」は心を先にさせよ うとしている。「目をつぶりなさい」という行動への指示が大切。)
④強制と恐怖が必要。(恐怖とは畏怖、賢いおそれ。)
⑤理由なきことは為すことなかれ、無駄なり。

(2006.12.24)