5年理科「もののとけ方」の研究授業を見に行きました。
食塩やミョウバンのとけた水溶液をろ過した液の中から、さらに食塩やミョウバンを取り出す、というところです。
班によって、氷で冷やしたり、火で蒸発させたりと、やる方法が違います。
参観してる側としては、いろいろな実験方法が見られるので、ラッキーです。
でも、子どもにとっては、混乱を招くかもしれません。
私なら、次のようにします。
①氷で冷やして、とかした物が出てくるか実験する。
【結果】ミョウバンは出てくるが、食塩は出てこない。
→食塩はとけていないのか。
②蒸発させると、とかした物が出てくるか実験する。
【結果】ミョウバンも食塩も出てきた。
③氷で冷やした場合、なぜ食塩が出てこなかったのかを考える。
食塩は、温度を変えてもとける量はあまり変わりません。
ミョウバンは温度の変化によって、とける量が変わるのです。
(2005.11.18)