子どもが司会をする授業

 昨日の授業から、久保式子どもに司会をさせる方法を授業に取り入れています。
 今までは、「授業は教師がしきるもの、子どもに司会をさせるのは邪道だ。」と、思っていました。
 でも、久保先生の模擬授業を受ける内に、子どもに司会させることを授業の一部に取り入れても面白いのではと思えてきたのです。
 まずは、5,6年で一番落ち着いている5年4組の授業でやってみました。
 何事においても、新しい取り組みをするのには、勇気がいります。こちらには、それがうまくいくかどうか分かっていません。ですから、一番落ち着いているクラスで、試験的にやってみるのです。
 やってみると、これがなかなかいいのです。なんだか、授業がなごみます。
 効率的にはわるいです。ただ能率的に進めてる授業の間に、非効率的なこの方法をとると、授業が豊かにふくらむ感じがするのです。
 最後に、「先生、いかがですか。」と司会に言ってもらうのもいいです。
「先生は教える人で、みなさんは学ぶ人ですから、授業中は先生に敬語を使うの です。ふだんは敬語を使うことなんてないのですから、こういう時に使うので す。そうすると、将来、会社に入ったときに、上司の人にしっかり敬語で話せ るようになりますよ。」

(2005.11.29)