TOSS長崎編集冊子『プロ教師が教育界の闇を撃つ』の中に、長崎の事件に関しての緊急シンポジウムのテープ起こしが載っています。
問題点を大きくあげて、5つだということです。(肝に銘じたいです。)
1.給食がシステムとして機能していなかった。
(15分間子どもがいなかった事に気付けなかったことが問題である。)
2.空き教室・特別教室が施錠されていなかった。
(伴「子どもというのは、密閉空間を自由にできるようになると、野獣性を発揮する」・施設管理に問題がある。)
3.学級の人間関係が希薄であった。
(「先生、○○ちゃんがいません。」「探しに行ってきましょうか。」という声が、子どもたちの中からあがらないのが問題である。)
4.問題解決学習の推進を強烈に行っていた。
(どの子も分かるようになる達成感が授業で保障されていなことが問題。)
5.問題のある子を見つける機能が学校になかった。
(学校で解決できない時は、他の力を借りてでも問題を解決すべき。)
(2004.11.23)