分数のわり算の単元から私が主として授業しています。(TTです。)
今、徹底させていることは、「私のやり方でやりなさい」ということです。
私のやり方というのは、私(荒井)がこうしなさい、と指示したやり方です。
昨日ならば、3/5÷2/7を
3/5÷2/7=3/5÷2×7=3×7/5×2
とする、ということです。
「いろんなやり方がありますが、今日はこのやり方でやりなさい。
どんなやり方でもできないといけません。」
「めんどくさい」と言う子もいます。
でも、それはめんどくさいのではなく、「できない」のです。
分数の線を定規で引いていた子が4人いたことをほめると、今日は15人の子が定規を使っていました。
定規が使える子には、勉強のできる子が多くいます。
それだけ作業能力に余裕がある、ということです。
答えを出すだけなら、計算機でもできます。
指示されたやり方をそっくりその通りやってみるというのは、けっこう難しいのです。それは、やはり能力なのです。
(2003.12.10)