みんなの心を一つに

 明日は、学級活動の公開です。議題に沿って、子ども達ならどんな意見を言うかを考えてみます。

たてわり班で楽しく店をまわるには、どうしたらいいか?

「わがままを言わない。」
「みんなで、どの順に回るか相談しておく。」
「みんなが行きたいところから順に回る。」
「低学年に楽しい話をしながら、回る。」

おばけやしき成功に向けて、みんなの心が一つになっているか?

 ほとんどの子が「なっていない」と言うでしょう。
 せめるのは得意だから、ここは意見が出そうです。
「おばけやしきの準備をしているのに、遊んでいる人がいる。」
「じゃましにくる子がいる。」
「自分たちでやっていこうと思ってない。」

みんなの心が一つになるためには、どうすればいいか?

 ここで、みんなの心が一つになると、すごいことができるんだよ、という例を示せたらいいのですが。
「サッカーでも野球でも、チーム全員の気持ちがバラバラだったら、絶対に勝てない。ゴールにシュートするために、味方にパスしたのに、その人が別の所を見ていたら、パスを受けることはできない。
 運動会の組体が本番でうまくいったのは、組体を成功させようという気持ちが、その時、みんなにあって、心が一つになったからだよ。」
というように、語ってみようと思っています。
 みんなが心を一つにして、おばけやしきを成功させると、どんないいことがあるかを想像させるのもいいかもしれません。
「5年2組のおばけやしきって、こわかったよね。」
「うん、すごくこわかった。」
「5年2組がんばったなぁ。」
「さすが5年生だ。」
と、みんなに認められるイメージを持たせるといいかもしれません。
 この公開を利用して、みんなの心に問いかける学級活動になるといいです。

(2001.11.18)