おばけやしきなんて、やるものではありません。
準備が実に大変です。今日は、5時間授業があって、音楽と総合のパソコン意外の3時間をおばけやしき準備に使いました。しかも、残る子は、5時ごろまで残って準備しました。
おばけやしきは、いつでも、人気のお店となります。
期待が大きいのです。
しかし、期待が大きいからこそ、
「おもしろくなかった。」
という期待はずれの声が聞こえるものです。
今回は、理科室が使えたので、暗くするのは簡単でした。
まずは、安全対策として、テーブルの角を布テープで雑巾をとめました。
テレビとビデオがありますので、リングの貞子の出るシーンをDVDで編集し、ビデオで見られるようにしました。とても怖いです。(編集していた私が怖かったです。)
子ども達が録音した奇妙な声もなかなかいい味を出しています。(録音に盛り上がっていました。)
心霊写真を貼ったり、手作りの人体模型を貼っているところもいいですよ。
(2001.11.20)
今日は、おばけやしき本番です。
お化け役の子が具体的に何をするかは決まっていません。出たとこ勝負なので、ちょっとしたことが、崩壊へとつながります。
例えば、理科室には、ペットボトルが大量に置かれていました。(今思えば、片づけておけばよかったのです。)
一人の男子がペットボトルを見つけ使い始めました。
そこで、私が「それで人の頭たたいたらあかんで。」と、釘をさしました。
しかし、それは全員には伝わってなかったので、たちまちお化け役や小道具役の子がペットボトルを手にして、パコンパコンと音を鳴らすのでした。どうも、頭をたたかれた子もいるようです。(ペットボトルを投げる子もいました。)
「これは大変だ。」と気付いたけれど、真っ暗な中で動き出したものを止められません。お客も入っています。
そこで、ゴミ袋を手に持ち、落ちているペットボトルを片っ端から集めていったのです。(その結果、後半でペットボトルが使われることはありませんでした。) さて、おばけやしきが進むとともに、作ったものがどんどん壊れていきます。 修理係として小道具係がいるのですが、それでも壊れていきます。
テープやリングの映像は流し続けられたのが、よかったです。
(2001.11.21)
おばけやしき当日の子どもの感想をいくつか紹介します。
・店番も面白かった。
・1年~4年まで数人が泣いていたので思ってたよりも、こわかったのかな?と思いました。おどかすのが、おもしろかった。
・こんでて、意味が分からなかった。まいごとかがいてて、いそがしかった。自分勝手な人(お客)がいたからこまった。おばけやしきの中がぐちゃぐちゃになってた。なぐり合ったり、つぶしたりしている人がいた。
・たのしかったけどいろんな物がこわされて大変だった!
・こわれたものをなおす係だったけど、出口の咎あくと明るくて、だめだから出口のしめる係をした。みんな、あけたりしめたりしたのでしんどかった。
・思ったより人をおどろかすのは難しかった。でも、2~3年ぐらいの子が泣いた時は、すごくびっくりした。
・つかれた。
・ぜんぜんこわくできてなかった。ちょっとしけてた。泣いてた子は、かなりびびりカナー?
・いっぱいならんでてすごかった。
感想いろいろです。思い出深いのも確かでしょう。
(2001.11.22)