発問は板書する

 学力研の久保齋氏が『学力づくりで子どもが変わる 学習能力を育てる授業づくり』(子どもの未来社)2002.11.15の中で、次のように書いています。

 教師が発問を板書し、固定すること。子どもに自分一人で文に立ち向かわせること。クラス全体で交流し、文に即した結論を出すこと。このような授業を凛々しく淡々と続けることで、子どもたちは教師が問うてくれたような問いを、自分で自分自身に問うことができる読解力の高い子に育っていくのです。(P83)

 久保氏は、教師が発問を板書することの大切さを、この本の中で、何度も書いて強調していました。一字読解では、発問を教師が言って、子どもが答えを書いていくだけです。しかし、そればかりをしていては、何の授業をしているか後から振り返ることができません。
 発問を板書し、答えを書かせていく、ということを当分続けてやってみようと、私は考えています。
 今は、国語の「森林のおくりもの」で、発問づくりをしています。
 随時、紹介していきます。

(2001.11.27)