トラブル続出

 まるで私を試すかのように、トラブル・けが・事故が多発しました。

①階段の5段目から落ちて、頭を打つ。(たんこぶ程度。)
②1年生の子とのトラブル。(詳しくは後で。)
③そうじ中、ほうきでチャンバラしてて、ほうきの先が目の横に当たる。
④1人の子が4年生の子に「死ね」と言われる。
⑤5時間目、しんどい・気持ち悪いと言い出す子数人。

 ②については、4時間目の半分以上を使って、解決に当たりました。
 私のクラスの眼鏡をかけた男の子(A君)が「めがねざる」と、1年生の2人の子に言われ、怒っておいかける。それを止めに入った体のごっつい1年生とケンカになり、さらに1年の女の子が加わって、A君の眼鏡を取って投げる。
 眼鏡を投げるというのは、やりすぎです。
 関係していた1年生の子を私のクラスに呼んで、子ども達の前で事情を確認しました。
 ここでは、たくさんいるクラスの子の効果を十分に使いました。
 例えば、眼鏡を取って投げた事に関しては、
『眼鏡を取って投げるなんて、ひどいよな。ひどいと思う人?』
 一斉に、全員の手があがります。
『どうして、ひどいの?』
と、数人に聞きます。
「めがねが割れてしまうかもしれない。」
「割れた眼鏡が目に刺さるかもしれない。」
などの意見が出されます。
 また、いつも「めがねざる」という二人には、2年2組みんなの前で、
「もう言いません。」
と、約束させました。
『今の言葉、みんなが聞いたからね。もし、今度言ったら、このみんなが黙って ないよ。』
 数の圧力です。
 もちろん、A君の非も認めさせて、謝らせました。
 
 まあこんなあんなで連絡帳にその日あったことを書くのでも、手間取りました。 久しぶりの担任をすると、かえって、こういう細々したこと(大事なことだが)が、いっぱいあるんだなあ、と特に感じるのです。
 そういうのも、ちょっと面白いですけどね。 

(1999.11.5)