中谷彰宏氏の『人は短所で愛される』(ダイヤモンド社)の中に、次の言葉があります。
患者さんの痛みをやわらげる3つの方法。聞くこと、ほめること、そして触れること。
2年生の子ども達は、よく「しんどい」とか、「ここ痛い」とか訴えてきます。 大人から見れば、たいしたことないのです。
でも、子どもは、そう訴えることで、私に甘えたいのかもしれません。
そんな時、「なんでしんどいのか」「どこが痛いのか」をじっくり聞いてあげ、しんどいところや痛いところを触れてあげます。すると、子どもはずいぶん、落ち着くのです。
その話を同僚の先生に話すとき、「聞くこと」と「触れること」は思いだしたのですが、「ほめること」は思い出せませんでした。
最近の私が、「ほめること」を忘れてる、ということなのかもしれません。
(「しんどい」と言ってきた子には、「よく言いに来てくれたね。」と、ほめてあ げればいいんだろうな。)
(1999.11.15)