音読のし方で、久保先生が子どもに書かせているところを紹介しながら、久保先生が講座で語っていたことも思い出してみます。
〔音読のし方〕
①題は字が二倍なので二倍の大きさで読む。
(二倍の大きさだからといって、80デシベルの倍の160デシベルという意味ではない。二倍ぐらいの大きさのつもりで読むということ。)
②作者は少し小さくはっきり読む。
(小さく読み過ぎては聞こえないので、心持ち小さく。)
③聞き手を意識して読む。~明るく教科書がなくてもわかる。~
(ノートの丁寧な字と同じで、学力の社会性を子どもに要求する。)
④作者・筆者を意識して読む。~字の大きさ・読点・字間・行間を意識~
(作者が読者に訴えられるのは、そこだけ。)
⑤自分のために読む。~ここちよく・イメージして~
前述のノートのとり方も、今回の音読のし方も、久保先生独自の要求です。
子ども達には、担任の作法に従ってもらうことが必要なのです。
(2005.1.22)