テスト勉強問題の展開

 5年理科「もののとけ方」第4時・第5時です。(2時間続き)

(1)テスト勉強問題「植物の発芽と成長」
 次時で「もののとけ方」の今日まで学習したところと、4月に習った植物のところのテストをすることを告げました。
 そして、発芽に関する問題を次々出し、答えだけノートに書かせていきました。
 やり方は、次のようになります。
(スマートボードに画像を写して)
「左の黄色い種は何ですか。答えだけ書きなさい。」
 10秒後。
「小西くん。」
 「まだ書けてません。」
「書けてなくてもいいなさい。分からなかったら分かりません。」
 「分かりません。」
「戸松さん。」
 「とうもろこしです。」
「同じ人。」(手が多く挙がります。)
「その通りです。」
 選択問題でも、個人指名します。
「発芽したものです。とうもろこしは左ですか、右ですか。」
 5秒後。
 「右です。」
「同じ人?」(手が多く挙がります。)
「その通り。」
 左か右だから、全員に左か右か挙げさせたらいいのですが、すでに習っていることです。ほとんどの子は正解します。ですから、まちがった方は当然少なくなります。そういう場で手が挙げるのは難しいものです。
 だから、個人を当てるのです。
 当たると思うから緊張します。
 やっぱり間違いたくないのですから。
「間違えてもいいのです。間違えた人はラッキーなのです。これで、テストの時 に間違えなくてすむのですから。」
と、あらかじめフォローを入れておくのです。
 テンポよく、次々と問題を出すのがポイントでしょう。あくまで復習なのですから。あまり分かってなかった子のうち、何人かは家で勉強してくるでしょう。
 この後、本題の授業に入ります。
 その報告は、いずれまた。

(2006.1.19)