3年算数「はこの形」第1時です。
教科書にある箱をノートに写させました。3年生にとって立体を描くのは、難しいことです。そのことは分かってたので、うまく描けない子にも、
「それでいいんだよ。」
と声をかけることができました。高学年で描けるようになればいいのです。
描いた箱に、面と書き込ませました。
見えている面3つともに、「面」と書き込ませます。
次は、自分の持ってきた箱のすべての面を色画用紙にうつさせました。
①うつす。 ②切る。 ③分かったこと・気付いたこと・思ったことを書く。
うつすができたら私に見せさせ、切るができたところで見せさせ、気付きはノートに3つ書かせて持ってこさせました。
この作業は時間差がでます。
③での板書ができた子は、別の箱を同じようにうつして切らせていきます。
授業終了前に、板書された気付きを発表させながら、その通りになっているか確認します。(まだ、箱をうつせてない子がいました。)
・はじめかたどりするときひさしぶりだったのでむずかしかった。(三坂)→「むずかしかった人?かんたんだった人?」
・はこには6面あった。(小田川)→6面あるのか全員に確認させる。
・箱の大きさがちがうとかく時間がちがう(伊藤)
→「箱が大きいとかく時間は(かかる)、小さいと時間は(かからない)。」
・ちょっとでもずれたらへんになる。(守田)→辺を教える。
・箱の中がからっぽ。(喜多)→「だから、物が入れられるんだね。」
・箱の部分がぜんぶ面ってしらなかった。(光田)→「知れてよかったね。」
・おもてとうらが同じ。(山本)→確認。向かい合う面が同じ。
・おおきいはこだったからぜんぶおなじになった。(遠藤)→立方体の箱を見せる。
・全部長方形(藤田)→確認。正方形はその箱をみんなに見せる。
・きるんが、かんたんだった。(浅井)→「うつすより切る方がかんたんだね。」
・箱の部分が面だなんてしらなかった。(小川)
・箱の平らなところを面という事が分かった。(村岡)
・一つの箱に3しゅるいの形があることが分かった。(熱田)→確認。立方体は1種類。
・形が二つずつ同じになっている。(生田)
・箱の直角のところがとてもむずかしかった。(蔭山)→直角確認。
・箱をりったいに書いたらすごくむずかしかった。(岡部)
・じょうぎがなくてもはこがあったらまっすぐをひけることがわかった。(北岡)
・たてとよこが2つずつだった(徳富)
(2008.1.10)