今日は、わり算のテストの日です。
テストの中にある問題作りを正しくできるかが心配でしたので、次のようなことをしてみました。
板書 8÷2
『8÷2をします。ノートに答えも書きなさい。』
板書 6/14
『できた人は、立ちましょう。』
「できた!」と言って、子ども達が立っていきます。
『1番。2番。』と、立った順に番号を私は言っていきます。
『日付は書いてありますか。書いてない人は、すわって、書きなさい。』
3ヶ月目を迎えると、言わなくてもほとんどの子が日付を書いています。
全員が立ったところで、一斉に言わせました。
「8÷2=4。」
『その通り。』
板書 答え 4
『答え 4には、人とか本とか単位がつきます。自分で考えた単位をつけたら、 すわりなさい。』
全員、すわったところで、列指名。
「4こ。」
「4人。」
「4本。」
「4cm。」
「4さつ。」
私は、黒板に単位だけを書いていきます。
2列指名したあと、
『これ以外の単位を書いた人?』と、聞きました。
「4d㍑。」
「4日。」
『ほかの単位が思いついた人?』
「4週間。」
「4時。」
「4皿。」
ほんと、色々出ました。
『では、8÷2の式なる問題を作りなさい。先着7名様に黒板に書いてもらいま す。』
私は、黒板を七つに区切っていき、①~⑦の番号を打っておきました。(クラスによっては、6つにしか区切れないところもありました。)
『8人目からは、先生が見ます。』
黒板に7人が書き終わったところで、鉛筆をおかせ、黒板の問題を読ませていきました。
そして、他の子に、答えを言わせていきました。
「4人。」
『○○さん、その通りですか。』
というように、進めていきました。
時に、黒板の問題がわり算ではなく、ひき算になっていたり、かけ算になっていたりするものもありました。
『これ、まちがい。○○さん、今わかってよかったよね。』
ノートを見てて、まちがいだった子にも発表してもらいました。
そして、それから本番のテストをしたわけです。
ただ、今回、一つ失敗をしました。
『ハムスターが8ひきいます。2人に分けると、1人何びきになりますか。』
他の2クラスで、こういう問題をわり算として、認めてしまったのです。
今日の3回目の算数のクラスで、上のような問題がまちがいだ、ということに気付きました。2人に分けるだけだったら、6ひきと2ひきでもいいわけです。「同じ数ずつ」というような言葉が言ったのでした。
(1999.6.14)