6年社会を教える3つの原則

 夏の学力研全国大会の6年分科会でのミニレポート名を決めました。
「6年社会を教える3つの原則」です。
 3つの原則が何かは、まだ考えてません。こういうものは、原稿依頼と同じで、テーマを与えられてから考えるものなのです。
 とりあえず、今思いつく3つの原則を書いてみます。

 ① 内部情報を蓄積させてから本質的な問題を扱う。
 ② 教科書・資料集や他の書籍資料やネットなどを使って調べる力をつける。
 ③ 教師の学びの量が、授業の深さを決める。

  6年の社会は、場所的にも時間的にも身近で体験できない内容ばかりです。知らないことばかり、分からないことばかりの子がほとんどなのです。
 内部情報は、考える足場(土台)です。足場を固めてこそ、本質的な問題について考え、自分の意見を持てるようになるのです。
 その内部情報を蓄積させるためには、調べる力が必要になってくるのです。
 子どもたちが様々な方法で調べた内容以外を教師が語ることができれば、「今度は先生に負けないぞ」と、より深く調べてくる子が出るのです。
 こんな感じで、思いつきで考えたタイトルであつても、それなり合った内容を考えられるものです。なぜなら、思いつきは、自分の中から生まれるのですから。

(2015.3.23)