10分間読書と月200冊の学級文庫

「10分間読書」毎日やっています。とにかく、私自身がこの時間を楽しみにしているのです。
 今は、『一年一組いちばんワル』シリーズが気に入ってます。
 だいたい7~8分ほどで1冊読み終わるので、もう1冊絵本も読むのです。
 低学年向きの本なら、10分もあれば2冊読める時があります。それほど、10分間というのは、長いのです。
(ところで、低学年向きというのには、ちょっとひっかかります。なんか大人が読むのには幼すぎるというレッテルが貼られてるようです。しかし、大人だからこそ、作品の中からより多くの物を読みとれるので、低学年向きと呼ばれる本でも読み応えがあるのです。「低学年向き」とあれば、読書が苦手な高学年がいたとしても、なかなか手に取りにくいかもしれません。) 
 以前、「月200冊の学級文庫」というものを提案しました。図書館で学級の団体貸出のカードを作れば、大阪市なら「人数×8冊」分の本が1ケ月借りられるのです。そこで、その団体貸出をうちの学級でもやっています。
 さて、そうしてもう5ケ月ほど、たちます。
 やっぱりおすすめです。子ども達がいろんな本に出会えます。
 ただ長編はおすすめできません。長編にとって学級で1ケ月は短すぎるのです。

(1998.2.2)