朝、起きた時からお腹が痛く、少し吐き気もした。
お腹はすでに下っている。
とにかく出勤の用意をして、ぎりぎりまで寝る。
そしていつもの通り、6時30分に家を出た。
途中、何度もお腹が痛くなり、しばらくしておさまり、また痛くなった。そのくり返しである。
「ここから、引き返そうかな?」
と、乗り換えの度に思う。しかし、日頃の習性だろう。何とか学校までついた。
教室にある体温計で、熱を計ってみた。37.2度である。
これで、風邪による腹痛なんだ、とわかった。
教頭先生が来られたので、今日の朝からのことを言うと、帰った方がいいということだ。私も帰る決心をする。
教室の黒板に、今日6時間分の自習を書いた。
コピー紙にも書いて、学年の先生と管理職に渡した。
次のような内容である。
よろしくお願いします。
1 10分間読書 算数プリント
2 国語しんだんテスト
3 ラグビービデオ 書き方
4 『一期一会』を読む 社会テスト勉強P14~18をノートにまとめる。
5 漢字 漢字ドリルをすすめる。
6 できれば合体
自習が終わった人は、読書か宿題をする。
今日が6時間もあって、専科の授業もないということが、大変なのである。
学級通信を印刷、自習プリントを用意して、謝りながら帰る。
そして、家についたが、9時20分。約3時間後に戻ってきたわけだ。
帰る前に、近くのスーパーで、きつねうどんのセットとチョコチップのメロンパンと玉子とたらこを買った。
家についたら、今日は一歩も出ずに、寝てすごそうと、思うからだ。
一人暮らしの場合、病気の時の食事も考えなくてはいけないのである。
家に入って、まずストーブをつける。
今日の朝は何も食べてないので、昨日買っておいたたぬきそばセットの汁を鍋に入れて、ストーブにかけておいた。(今、鍋がふきたった。)
そばを作る間に、この考現学を書いてるわけである。(一応、病人だが。)
(1999.2.2)