リーダーを作れ

 今日は、今年初めての児童文化研究会があった。
 それが終わって、一塚氏と飲みに行った席のことである。
「高学年は、~しなさい、と頭ごなしに命令されることに反発するね。」
と、一塚氏。
 3年生から4年生の前半ぐらいまでなら、教師が大ボスになってクラスをひっぱっていくことができる。しかし、高学年なら、そうはいかない。
 どうも、私は3年生を担任してた時のやり方で、今の6年生の子たちに接したかもしれない。それゆえ、反発もされたのではないだろうか。
「高学年なら、リーダーがひっぱっていくようにさせる。」
「そのリーダー達を教師が指導していく。」
というようなことを一塚氏は、言われた。
 今のクラスで、リーダーを作ろうとしても、わがままで仕切っている子らしか立候補できないだろう。
 しかし、その子らをおだて、ほめ、少しでも正しいリーダーとして、育てることができたら、今のクラスもなんとかなっていくのではないだろうか。
 たとえ30点のリーダーでも、いい。
 クラスの中に、リーダーというものを何人か作らしてみようと、思う。

(1999.2.8)