今日の卒業生を送る会は、楽しかった。
各学年が出し物をするというのではなく、「6年生と一緒に運動会」をするのである。
例えば、6年と4年が台風の目で競走。
6年と2年が、大玉転がし。
6年と3年が、むかで競走。
6年と1年が、玉入れ。
6年と5年が、騎馬戦。
という具合である。
常に、6年生が主役として、参加しているところがいい。
出し物をやられた場合、6年生としては、静かに見たり聴いたりしていなくてはいけない。今の6年生には、それはしんどい。(6年のためにやってくれてる、という理屈は通じない。余計なお世話と言われれば、それまでである。)
種目の前後途中に、お祝いの言葉が語られたりするが、まじめで長い話は、ざわめきでほとんど消されてしまう。
もう、楽しくみんなで身体を動かすというのが、とてもいい。
卒業式も6年生のためのものになれば、いいのだが。
(1999.3.6)