3学期から、毎週月曜日の国語を作文の日にしてきた。
しかし、6年生だというのに、ほとんどの子が短い作文しか書けない。
まあ書けないというよりも、書く意欲が少ない、とも言える。
そこで、今週の月曜日は、次のように子ども達に話した。
「今まで作文は8回書きました。作文の長さのことですが、短い作文でも別にかまわないのですが、いつもいつも短いのは手を抜いてるとしか思えません。」
それから、これまで作文用紙の半分をこえた回数を紹介していった。
・0回……13人
・1回…… 7人
・2回…… 4人
・3回…… 5人
・4回…… なし
・5回…… 2人
「0回の人は、○○くん、□□さん、……。」
「1回の人。○○さん、□□くん、……。」
こういうように、最高の5回の人まで、紹介していった。
それから、作文を書かせた。
この日、半分をこえた子は、29人中15人であった。そして、今まで0回だった人の中で、半分こえた子は6人である。
また、今回初めて、2枚目を書く子が2人も出た。
回数を紹介したことが、多少効果を生んだようである。
(1999.3.10)