東京書籍『新しい国語・四下』に、「雪のあるくらし」という説明文があります。ページで数えると、10ページもあり、4年生としては長い教材です。
前時では、私がゆっくり範読しました。
それから、題名の上に、○を10こ書かせておきました。
そして、今日、題名のページを開いてみましたが、誰も音読してきていません。(宿題にしているわけでは、ありません。)
これは、一度、全文を読ませ、しっかり○をぬらせる必要があるな、と思いました。
そこで、連れ読みをしました。
でも、10ページにわたる教材文です。
ゆっくり連れ読みしていたら、20分以上かかるだろうし、子どもも途中で、だれるに違いありません。
そこで、私は早口で読んでいきました。
『先生のように、もっと速く読みなさい。』
と、子どもにも要求したのです。
もちろん、そのスピードについて来られない子もいるでしょう。
それでも、20分かかるものを10分で読む方がいいように思ったのです。
(2000.2.10)