『新しい国語 四下』(東京書籍)には、「雪のあるくらし」と題する説明文があります。
(社会では、今ちょうど「寒い土地のくらし」をしているので、ちょうどいい教材なのです。)
今日は、説明文に使われてる写真を説明させる授業をしました。
(いつもしている5分間音読は、1分間でさせて、その後、今まで読んだ回数を聞いていきました。)
最初のページにある写真は、家がいっぱいあり、山と川があり、それぞれに雪が積もっている写真です。
P76,78の写真
これは の写真です。
という書かせ方をしました。
『教科書にある言葉を使って、説明するんですよ。』
子ども達が板書したものをいくつか紹介します。
・これは、雪が積もった所の写真です。
・これは、雪の写真です。
・これは、根雪になっている所の写真です。
・これは、雪国の写真です。
・これは、北海道の写真です。
・これは、毎日のように雪がふっている写真です。
・これは、雪国の冬の写真です。
・これは、根雪の写真です。
・これは、12月ごろの根雪の写真です。
・これは、雪のあるくらしの写真です。
『これは、おかしいと思うのを1つ選んで、その子の名前をノートに書きなさい。』「北海道」と書いた子の名前が一番多く選ばれました。
「北海道だとは、わからない。」が、理由です。
あと、「雪」だけでは不足だし、「12月ごろ」も断定はできません。
反対意見をそれぞれ言わせたあと、
『先生は、「雪のあるくらし」がいいと、思います。家が写ってるところに、くらしがあるからです。』
というようなことを言いました。今、見返してみると、「雪国の冬」もばっちりだなぁ、と思います。
他の4枚の写真については、簡単にあつかって授業を終えました。
写真を教科書の言葉を使って、説明させるのも、結構おもしろいです。
(2000.2.29)