音読と意味調べ

 連れ読みをした後、
「全員起立。今のところまで読んだら、すわりなさい。」
と、指示します。
 しばらくして、子ども達がすわりはじめたら、
「国語辞典を用意しておきなさい。」
と、指示しておきます。
 再び、連れ読み後、
「全員起立。今のところまで読んだら、すわる。」
と、指示。さらに追加で、
「すわったら、もう一度読むか、辞書で意味を調べておきなさい。」
と、指示しておくのです。
 こうして、読みたいところまでやった後、意味調べの問題を出していくのです。 意味調べでは、見つけた子から立ちます。私は、
「1番」「2番」
というように、10番まで言います。
 子どもは1番になるために、私が言いそうなところを予想して探しておきます。
 こうして、辞書を引く力が鍛えられていくわけです。

(2001.6.4)