ソロ伴塾メモ

 奈良のソロ伴塾に参加してきました。

「最低限の学力を保障して、次の学年にあげる。」

との伴先生の言葉がずしりときています。残り5日間でどこまでできるか、です。

「注意とほめるで、セット。」

 音読の声が小さい子に注意するだけでなく、
「○○くんの声は、よく出ているなぁ。」
と、全体レベルの中で、ちょっとでも良いところをほめるということです。

「小さいことが守れないようなら、それ以外のことも守れない。」

「教科書を立てて読みなさい」と教師が言っているのに、そうしてない子には、注意をする、実際に持って立てる、などをします。それだけでなく、
「立てるのが遅い子は立ってなさい。遅いとみんなが迷惑するからです。」
 しばらく立たせた後、他の子にも聞くそうです。
「○○くんと○○くんは、なんで立ってるんですか。」と、他の子に聞くと、
「立てるのが遅いと、みんなに迷惑がかかるからです。」
「そうですね。」
 こうすることで、クラスの立法ということになるんだそうです。
 徹底させるにも、次へ次へと詰めていくわけです。(奥が深いです。)

(2003.3.16)