高橋正和『危機を乗り越える学級づくりの技術』(明治図書2003.12)に、次のような記述もあります。
・あいさつのよい生徒は、問題行動がない。部活や勉強や生徒会活動などに励んでいる。
・あいさつのよい生徒は、時間ぎりぎりに登校して来ない。一日の始まりにゆとりがある。
・あいさつのよい生徒は、堂々としている。
誰でも気がつくだろう。
あいさつのよくない子には、もちろんこちらからあいさつを言う。
「高橋君、おはよう」と名前つきであいさつをすると、必ず「おはようございます」という声が返ってくる。
あいさつのよくない子には、「そのマフラー暖かそうでいいなあ」「その手袋かっこいいな」とか、身につけている物をほめてやると、無表情の生徒でも笑顔になる。中には「ありがとうございます」と言う生徒までいる。
あいさつは、心の中を映す鏡の役割をするのでしょうね。
(2004.3.8)