5・6年合同の呼びかけ練習

 5・6年合同の卒業式の練習が、今日初めてありました。
 6年のみでは、2回呼びかけ練習をしています。
 いつのまにか、私が卒業式練習の指導をするようになっていました。
 最初は、ザワザワしていたので、
「卒業生・在校生、起立。」
と、立たせました。これで静かになったので、
「すわって静かに待ちましょう。」
と言って、すわらせました。
「今日から5、6年合同の卒業練習をします。5年生のみなさんは、6年生のためにがんばってもらうので、先生はとても感謝しています。でも、なおすべき点はしっかりとなおしてもらいます。」
 そして、よびかけ練習を始めました。やり方は、向山型です。
 一通り最後まで読ませた後、
「今から番号を言います。呼ばれたら立ちなさい。
 6年3番、6、8…、5年4、7、…、6年23、34、…」
というように、番号を呼び、立たせていきます。
 評定したのは、声の大きさ、台詞のスピード、間の取り方です。
 3回番号を呼び、注意し、何人かには実際に読ませて、
「そう、そう読むのです。」
と、例示もしました。
 さらに、番号を読み上げました。
「きみたちは声の大きさも間の取り方もばっちりです。うまいです。」
と、断定的にほめました。
 この時、番号を呼ばれた5年生は、とても喜んでいました。
(6年生は同じ方法で数回やっているので、ある程度、予測はできています。)
 この後、2回目の呼びかけ練習をしました。
 いつもなら、合格の子の番号のみを最後に読み上げるのですが、今日は、前回、合格しなかった子で、前よりうまくなった子の番号を読み上げました。

 前回よりもわずかでもよくなった子の番号を読み上げる。

「1回目とくらべて、うまくなりました。直すべきところをしっかり直しましたね。立派です。」
と、ほめたのです。
 あえて、5年生は、前回合格しなかった子全員の番号を読み上げました。 がんばってる5年生を励ます意味もあります。(実際うまくなっていました。)

(2004.3.11)