卒業式が終わったあと、いったん教室に戻ります。
饅頭や英和辞典などの記念品を渡した後、まだ少し時間があります。
その時間に何をするか、考えているところです。
子ども達とのエピソードを語りながら、自分の思いも語ることができればいいのでしょうが、うまく語れる自信はありません。
いっそう、自分の生い立ちを語ろうかな、とも思っています。
一期一会、という言葉があります。一生に一度きりの出会い、ということです。君たちはこれから中学に行きます。これまでとガラッと生活する場が変わります。今、仲のいい友だちとも離ればなれになるかもしれません。
(ここまで書いて、くどいな、と思ったので、やめます。)
みなさん、卒業おめでとう。卒業の記念に、先生の生い立ちをお話しましょう。これは滅多に話さないことです。ちょっとでも、みなさんがこれからを生きていくうえでの参考になれば、うれしいです。
という出だしで、話し始めてみようかな、と思っています。
その場の流れで、変えざるをえないかもしれませんがね。
(2004.3.16)