とっておくからとっておき

 卒業も間近になると、やるべきことがなくなります。
 空白の時間を作ることは、もめごとを生む原因にもなります。
 そういう時のために、次のようなとっておきのプリントを使います。

①クロスワード(小学生向けのもの)
②お話迷路(杉山亮作 赤ずきんちゃん ジャックと豆の木)
③ナンバーリンク(同じ数字を使うパズル)
④浮きだし迷路(正しい迷路の道をたどると絵が浮き出てくる。)
⑤そのほか

 昔なら、けっこう早い時期に使ったりしていました。
 でも今は、最後の最後まで使いません。とっておくのです。
 今までやったことがないから、マンネリにうんざりした子どもの興味を引くことになります。
 最後にやるので、「もっとちょうだい」とねだられることもありません。
(早い時期にやると、何回も次をねだられる場合が多いのです。)
 とっておくからとっておきなのです。

(2004.3.17)