気に入った部分と音読指導

 文学教材などで使える久保先生の問いです。

問十三,気に入った部分を選び,書き写しなさい。
    どのような所が気に入ったのか書きなさい。
   (イラストも書きましょう。)

 子どもは,「気に入った部分」を視写し,「気に入った理由」を書くわけです。 問十三ですから,この問いは,その教材の授業がほとんど終了した時点でした方がいいようです。(学習を通して,気に入った部分が子どもの中に出てくるからでしょう。)
 さて,「森へ」の授業で,子どもはノートを12ページ使っています。
 見開きで1時間の授業として,6時間で授業が終わっていることになります。 最初2ページで音読のし方を教え,その後,久保先生は短歌と俳句の授業をされています。
 これは想像ですが,短歌と俳句の授業をしながら,「森へ」の音読を何度もさせたのではないかと思います。
 十分音読できた段階で,教材の中味へ入っていったのでしょう。

(2005.3.8)