包丁を使っていて,何気なく,「包丁って,なんで包丁って言うんだろう?」と疑問に持ちました。
丁を包むって,何のことでしょう。
そこで,「包丁 語源」と入力してGoogleで検索しました。
「荘子」と言う古い中国の本にこんな話が載っています。
庖丁(ほうてい)と言う名料理人が魏(ぎ)の恵王の前で1頭の牛をさばきました。そのあまりに凄い刀さばきに感動した恵王はコレを神技と讃えました。
庖丁さんいわく包丁の極意は余地。切るということはすきまとすきまを切り離す事。厚さのない物を隙間に入れるのだから悠々たる余地は十分に有る。
(中略:荒井)
こんな庖丁さんですからその後料理人のことを庖丁と呼ぶようになります。で、その庖丁が使う刃物が庖丁刀。それが縮まって現在の包丁になったそうです。 http://homepage3.nifty.com/supermalts/diary040105.htm
「包丁」とは,名前だったのです。知らなかった。
(2005.3.16)