理科で問題作り

 6年理科最終単元の「自然とともに生きる」は1時間で終えました。
 教科書6ページを連れ読みで読み(文章はほんの少し)、右下の絵で問題作りをさせました。
「問題と答えを書きます。1問 書けたら持ってきなさい。」
 1問の次、5問書けたら持ってきて、黒板に問題だけ書くことにしました。
 途中、班の中で、交代で問題を出して、他の子に答えるようにさせました。
 次に、黒板のを読ませ、読んだ子が、他の子を当てて、それが正解か間違いを言わせるようにしました。

【板書された問題】
・森林を切り開いた道路の余った木は何に使われているでしょう。(堂薗)
・ダムはなぜあるでしょう。
・下水しょり場はどんな事をするとこでしょう。
・森林を切りひらいて道路になった所は、前に比べて、二酸化炭素と酸素は、どちらがふえたでしょう。(葉山)
・じょう水場はなんのためにあるでしょう。(河野)
・このダムからどの量だけ水が出ているか?(鹿島)
・ダムはなんのためにあるでしょう。(廣津)
・ダムは何をためているでしょう。(俣川)
・じょう水場は何をする所か。(中村)

 この問題作り、意外と楽しかったようです。
 今日学んだことを読んでいると、「またやりたい」「楽しかった」ということがよく書いていました。
 私は封筒に問題を1つ書いて入れておきました。
「先生の問題を書いていた人は、えらいです。」
 その問題というのは、「川の水は、もともとどこからやってきますか。」です。
 誰も作ってはいませんでしたが、上の問題から、海の水が蒸発して、雲となり、雨となって、川に流れ込む話をすることができたのです。
 これで、この単元は終了し、来週がテストとなります。
 浄水場と下水処理場の違いを知らない子が多かった子や、水田が何かが分からなかった子が多かったことも驚きでした。

(2006.2.22)