月曜日、1年生に、けん玉とコマの技を見せることになりました。
ただやるだけではいけません。授業と同じで、どのように見せ、そして何を1年生に教えるかです。
① 何回も何回も失敗して、やっとできるようになり、うまくなっていく。
② 易しい技から難しい技の順に見せる。
③「もしかすると、荒井先生よりうまい人がみなさんの中にいるかもしれないね。その人は、今度、先生に教えてくださいね。」
④ 練習の仕方も教える。
⑤ けん玉やコマを使った対戦あそびやグループ遊びの仕方も教える。
⑥ けん玉やコマにまつわるクイズも出す。
⑦ 最後におさらいで、今まで見せた技をすべて見せる。
一番伝えたいことは、①です。成功の数より失敗の数がはるかに大きいのです。とても難しい技であれば、成功の数の100倍1000倍は失敗します。
失敗するのが嫌な人はうまくなりません。最初は誰もできないのが当たり前です。早くできる子もいれば、遅くできる子もいます。遅くできる子ほど、失敗の数の積み重ねが多いので、その成功を支える力が強いのです。
努力と忍耐のいるのが、昔遊びかもしれませんね。
(2007.2.3)