理由が理由になっているか

 5年理科「もののとけ方」で、「ろかしたミョウバン水にミョウバンがとけているか」の理由を黒板に書かせてみたので、それを紹介します。

【とけてる】
・少ないから。(広津)             ・ろかしたから。(小田)
・下にミョウバンがたまっいないから。(富田)  ・水みたいだから。(東條)
・とけていると思うから。(窪田)        ・ゆらしてもつぶがみえないから。(浮島)
・しけんかんにはいっているから。(小林)
【とけてない】
・白いのが付いているから。(小西)       ・なめらかさがある。(深瀬)
・とうめいにみえないから。(安里)       ・下が白いから。(大城)
・ろ過した時、ろ紙にミョウバンが残ったから。(生田)
・前のじゅぎょうでろかするとミョウバン水のつぶを取るから。(村上)

 質問の後、反論させました。例えば、とけてる派の小田さんの「ろかしたから」。ただの水をろ過したとしても、何も溶けていません。例えば、東條くんの「水みたいだから」。水は水そのものだけで何も溶けていません。
 とけてない派の深瀬さんの「なめらかさがある」。これは触りごごちを水を比べた点で、理由としてはなかなか説得力があるのです。

(2007.2.7)