世界で一番いのちの短い国「シエラレオネ共和国」の授業を道徳としてしました。2年前の授業記録は、考現学のP.3870~3901の中に載っています。
以前の授業と変化させたところは、この国の面積・人口・言語も紹介したことです。というのも、6年の社会で世界の国調べをさせていたからです。
「先生もある国を調べました。その国のことを元に道徳の授業をします。」
詳しい授業内容は、以前の記録を見ていただくとして、
「シエラレオネ共和国にボランティアするとして、何をしますか。」
の発問に対しての子どもの意見を紹介します。
・実のできる木をもっていってうえる。(小島) ・食料を送る。(舩倉)
・病人の看病をする。(浮島) ・病気にきく薬をおくる(奥原)
・虫よけスプレーを送ってあげる(三宅) ・穀物をあげる(中野)
・ワクチンを送る(乾) ・のみ物をあげる。(小西)
・氷殺殺虫剤をあげる(高島) ・穀物の種をあげる。(上田)
・食べ物をあげる(田中) ・子供のせわをする。(久田)
・かんづめの食べ物をおくる。(宮田) ・あそんであげる。(早川)
・ぎゅうにゅうをあげる(中) ・お金のきふ(藤本)
・殺虫剤をあげる(荒田) ・医者をおくる。(石田)
食べ物を送るにしても、保存の利く缶詰を考えたり、穀物の種や栽培できる木を送ろうと考える子がいます。
「薬を送ることがいいと思う人は○、いやちょっと問題があるんじゃないかと思う人は×を書きます。」
○が22人、×が9人でした。
×の理由が重要です。
・できない人がかってにやって、死者がでそう。(宮田)
・薬の量をまちがえたらかえってきけんだから。(桂)
・その薬の飲み方、飲む時間などが分からないとあぶない。(石田)
・薬ののみかたや注射などのやり方をまちがえたらこまるから。(山本)
・薬を正しく使えないかもしれないから。(平瀬)
・変に薬を飲みすぎて逆にあぶなくなったり副さ用がでたら困る。その人の体にあってない場合もある。(石丸)
よく考えています。最後に「今日学んだこと」です。
・今日は、シエラレオネ共和国と言う世界一命の短い国の事を学んだ。まさかもらったくすりを売るなんて思わなかった。宝石がよくとれるのにびんぼうなのにもびっくりした!(宮田)
・びんぼうな国の人は薬とかあげても売ってしまうから、支えんは考えてしないといけないんだなぁと思った。(藤本)
(2008.2.21)