自分の思いを引き出す

 いよいよ関西青年塾の講座です。講座をする上での思いを列挙してみます。

① 今回は講師の立場ですが、普段は講座を受ける立場。今度は、みなさんがお話される講座に参加したいです。ともに学び実践し、そのことをお互い伝え合って、みんなでより高いレベルまでチャレンジしましょう。
② 学級づくりをする上で教師が持たなければいけないものは、技術と覚悟です。自分の持ち味だけでは、学級によって、または自分の年齢的老化によって、破綻するときがやってきます。今がうまくいっているから次もうまくいくとはいえません。どんな状況でも技術があれば、学級として最低限は維持できています。そして、自分が担任であるという覚悟が子どもへの言葉の重みとなるのです。
③ 毎日毎時間のくり返しによって、子どもたちを成長させる場合もあれば、衰退させていく場合もあります。例えば、連絡帳にしても、雑な字で書いていることを黙認していけば、雑に書いてもいい、ということが子どもたちにすり込まれ、一年間を通して強化されていくのです。
④ 何事も最初が肝心なのは、どんなことにも当てはまります。それは、学級づくりにしても、授業づくりにしても同じです。だからこそ、4月に向けて、しっかりと準備をし、気合いを入れて臨まなければいけません。4月の1日1日を振り返りながら、それが1年後にどうつながるかに思いを馳せながら実践すべきです。

(2009.2.14)