過去と他人は変えられない

 明日の修了式は、11時が下校です。
 修了式と机・椅子運びだけでなく、生活指導もしなくてはいけません。というのも、どうやら私のクラスの女子がトイレでお菓子を食べているらしいのです。
 最後に、甲本先生の「母の命の授業」を追試しようかとも思ったのですが、時間的に無理だと判断しました。
 次の言葉だけは、話しておきたいと思います。

 過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる。

 通知表を渡す前に話してもいいです。
「あの時、勉強しておけばよかったと思っても、勉強しなかった事実を変えることはできません。でも、これから勉強することはできるわけです。」
「何かあったときに、すぐに人のせいにするのは、他人の人生に左右されて生きていることになります。あの人がこうしてくれたらいいとか、あの人がこんな人だったら、とその人が変わることばかり求めて、その人自身が変わろうと思わなければ何も変わりません。あなた自信もそうです。あなたは自分のことを変えられるのです。自分を変えることができれば、自分の未来も変わっていくのです。」というようなことを言っておきたいです。
 5年になって、4年の時をふり返らず、前向きに生きてほしいからです。

(2009.3.23)