子どもたちからの手紙

 修了式の今日、手紙をもらいました。13人の13通です。
 実は昨日、「手紙を友だちか先生かに1人以上書くこと」という宿題を出したのです。かわいい便せんも全員に1枚ずつ配り、ほしい子には追加であげました。
「手紙なんて自主的に書くものだから、宿題にするのはおかしい。」
 たしかにそうかもしれません。
 宿題にしなくても手紙を自主的に書く子はいます。でも、今の子どもたちを見ていると、きっかけを与えないと、一生誰にも手紙を書かない子の方が多いように思います。ならば、宿題でもなんでも、最初のきっかけをこっち作ってやるしかありません。
 友だちか先生かですから、誰に書くか迷った子は私に書いてくれるでしょうし、こういう宿題があったからこそ、私に手紙を出しやすいというものです。
 何通か紹介します。

・2年間いつもありがとうございました。先生にめいわくかけたり、トラブルをまきおこしたり、でも先生はいつも、ぼくを助けてくれました。ありがとうございます。本当にありがとうございました。ぼくは先生が担任で本当によかったです。これからも、ほかの学年の教師でがんばってください。本当に2年間ありがとうございました。
・4年生と5年生の時、2年間、お世話になりました。荒井先生は、百才まで教師をするという夢をぜひ実現させて日本中の子どもに、これからも指導してください。会社活動や、お別れ会、クリスマス会、そして、授業の時も、みんなが楽しく真けんに打ちこめるかん境を作り、なやみや、勉強で分からないことを相談してくれる、いい先生よかったです。文章を書く力をつけるよう、日記を毎日出して、家でも勉強するという目標を作る、家庭学習、どれも、生徒のことを考えてやっているのが、すごく伝わってきます。あと、先生のパソコンでやった、英語や道徳は、こんないいクラスないと思いました。荒井先生、2年間、ありがとうございました。
・一年間、ありがとうございました!!はじめは、どんな先生かなと思っていたけど、とても、分かりやすい先生だったので、とても、良かったです。来年も機会があれば、わたしたちの先生になってください!!荒井先生は、次、どの学年(組も)になりたいですか?本当に一年間、お世話になったし、ありがとうございました。さようなら!!ありがとうございました。
・4年生の時から、いろいろ、ありがとうございました。6年は、たぶん、荒井先生じゃないと思うけど、妹のたん任になったら、妹をよろしくおねがいします。また、よろしくおねがいします。さようなら

 クラス替えはありましたが、4年5年と2年間担任しているので、6年はないだろうと、子どもたちは思っています。でも、それがありそうなので、この春休み中に、自分をレベルアップしておきたいです。

(2010.3.24)