おかしいの意味

 国語の教科書で扱ってないところを授業しました。
「わたしたちの言葉」という9ページの教材文でしたが、「おかしい」を使った文作りと、「場所+で」「場所+に」の文作りで、1時間の授業で終えました。

・声がおかしい。→変         ・頭の脳のはたらきがおかしい。→変
・ゲームの調子がおかしい→変     ・頭がおかしい→変
・しゃべり方がおかしい→変・面白
・機械の調子がおかしい→変      ・話がおかしい→面白・変
・声の出方おかしいんちゃうか→変
・かってに笑うのはおかしい。→変   ・目がおかしい→変
・笑い方がおかしい。→変・面白  
・しゃべり方がおかしい。→変・面白
・テレビがおかしい。→変・面白
・このおかしはおいしいようなまずいようなおかしい味だね→変

 こうして並べてみると、「おかしい」はほとんど「変だ」という意味が多いです。「面白い」と純粋にとれるものは、ほとんどありません。
 それゆえ、「おかしい」という表現は使わないようにするのが、賢明というものでしょう。

(2011.3.10)