谷塾参加

 TOSS関西フレッシュライセンスセミナー「谷塾」2012に参加しました。

1)指導案の「指導にあたって」は、教材観・児童観・指導観の順に並べる。まずは、教えるべき教材(教材とは内容+方法のこと)があり、その教材を教える上で子どもが足りないところが、児童観に現され、教材と児童の差を埋めるためにいかに指導するかが指導観で書かれる。
2)長期記憶するときの一番は、命に関わるとき。でも学校ではできない。次が、きわめて強い印象に残ったとき。大きな事件が起これば長期記憶になるが、これもできない。それゆえ、きわめて楽しいときに長期記憶が強化される。さらにその次が何度もくり返されたとき。楽しく、くり返し、具体的にほめることで、長期記憶が強化される。
3)算数の説明の「まず」「次に」「最後に」「だから」は、最初見せない。あとから出すから、子どもの印象に残っていく。
4)料理は同時処理。それゆえ、特別支援の子にとって難しい。セル方式がいい。
5)リーダーとは、深い知識を持ち、その場での決断ができ、思いやりをもっている。そういうリーダーに人はついていく。

 まずは深い知識を持たなければ、リーダーとしてはやっていけないわけです。
 担任も子どもにとってはリーダーですから、深い知識を持たねばなりません。

(2012.2.19)