結論から行動へ

 中谷彰宏氏は、多くの本で、冒頭の見出し(A)と最後の見出し(B)を書いています。『短くて説得力のある文章の書き方』からいくつか抜き出してみます。

A 思いついた順番が、一番わかりやすい。
B 思いついた順番で、書こう。
A すべてを書ききらないほうが、伝わる。
B 書きすぎない。
A どこかで聞いたことのある文句がひと言でもあるラブレターは、読んで もらえない。
B 誰もが書くことは、省略しよう。

 AとBの見出しの違いにお気づきになりましたか。
 Aが結論、Bが具体的な行動です。昨日の考現学は、それを真似してみました。
 結論が「生活とともにある衣服」。
 行動が「自分がなぜそれを着ているか、その理由を考えてみましょう。」

結論で始まり、行動を促す言葉で終わるようにしましょう。

(2003.6.24)