学年の1年間をどう締めくくるかで、悩んでいます。
1学年1学級です。来年度も、同じメンバーで6年へと進級します。
では、何が変わるのかを考えてみます。
1)6年生になり、最上級生となる。
2)残り1年で、通い慣れた小学校を卒業し、中学へ行くことになる。
3)集団登校では、ほとんどの子が班長になる。
4)新しく社会で、歴史や政治の授業が始まる。
5)学級担任制での授業が、最後の年になる。
6)同じメンバーでの学級生活が最後になる。
こうしてみると、6年から中学になることが、子どもたちにとっては、大きな変化となります。その大きな変化を迎える最後の1年が、6年生です。
では、5年から6年に変わることで、何が子どもの中で変わるのでしょうか。
「もう残り1年間しかない。」
今から考えれば、「残り1年間と1ヵ月しかない」ですが、やはり「1年間しかない」という思いの方が、強いでしょう。
でもそれは、6年生としての意識させることであって、5年生の終わりとして、何を強調すればいいのかが見えてこないのです。
(2013.2.9)