この前の講座で、谷先生が表音文字・表意文字の授業をされました。
インターネットで、上記の文字についての質問に答えたものがありました。
「表音文字」の代表的な例は、英語などヨーロッパの言語で使用されている「アルファベット」です。a , o , i , p・・・などは、言葉の「音」を「表す」だけで、その文字=記号に意味はありません。
日本語の「ひらがな」と「カタカナ」も表音文字です。「わ」や「ト」などの文字=記号自体には意味がありません。単に、発音の仕方を表している文字です。
「表意文字」の代表的な例は、質問者さまのおっしゃるとおり、日本や中国で使用されている漢字です。「漢字は、1文字1文字に、意味が、入っているので」、「意味」を「表す」=「表意文字」です。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1435146649
いろいろ調べてみると、漢字は、表意文字というより表語文字らしいです。
中国語の漢字は、漢字それぞれに当てはまる音がついています。表意+表音で表語文字となるような感じです。(合ってるか自信ありません。)
1・2・3という数字は、日本なら「いち・にい・さん」と読み、アメリカなら、「ワン・ツウ・スリー」と読み、フランスなら「アン・ドゥ・トワラ」と読みます。読み方は違うけれど、意味は同じなわけで、表意文字です。
日本語の漢字は、訓読みをたくさんつけ、表語文字に変えたようです。
(2013.2.10)