花と赤とんぼ

 明日の参観で、最初に見せる詩です。
 まず、私自身で分析してみます。
「春のうららかな日の隅田川には、舟をこぐ人が昇ったり下ったりしている。舟人のこぐ櫂から落ちる滴が、まるで花(桜)の散ってるようである。櫂の滴が花ならば、川の流れは何に例えたらいいだろうか。」
 川の流れを地面と例えてもいいし、流れているから、花見に来ている人々と例えることもできます。隅田川は、東京の墨田区にある川です。地図帳で見つけ出させても面白そうです。上記の詩の気付きを書くときに、国語辞典を取りに行く子がいれば、そのことをとりあげて、ほめようとも思ってます。

 次に、「赤とんぼ」の詩を検討させます。
「こやけって、何だろう。」と疑問を持ち、調べる子がいれば、OKです。
「見たのは、何ですか。」「何におわれたのですか。」
 この2つは問いたい。
 見たのは、当然、赤とんぼ。子どもは「追われて」ととらえるので、赤とんぼに追われると考えるかもしれません。そこを少し討論させると面白そうです。

(2013.2.13)