やり方の選択をするとき

 帯分数×整数で、教科書では、次の2通りのやり方が紹介されていました。
 分数を絵にすると、さくらさんのやり方が分かりやすそうです。
 でも、ひろとさんのやり方だけを教えました。
 なぜなら、6年で習う分数×分数ならば、帯分数は仮分数に直さないと、うまく計算できないからです。
 帯分数÷整数では、次のやり方しか載っていませんでした。

 今回は、さくらさんのような整数の部分と分数の部分を分けて、計算することができないからでしょう。
 帯分数÷整数は、仮分数に直してやらせるのですから、かけ算も同じようにした方が、子どもにとっては、やり方を覚えやすいのです。
 やり方を選ぶときは、教科書の先、さらに学年の先も見る方がいいようです。

(2013.3.12)