音読のシステム化

 TOSS動画ランドで、河田孝文氏の「国語~システムを活用した「楽しく鍛える国語」で授業を変える~」を観ました。
 その中で、教材文を最初の音読をどうするか話されました。
 伴先生の追試だと言ってましたが、微妙な違いが学びになりました。

1)教材文を追い読みする。
2)題名だけで、10回ほどやり直し、口の開け方(前歯が見えるように)や明るく読むことなどを入れていく。
3)追い読みは、先生が読んだらすぐ読むシステム入れていく。
4)「1ページ読んだら練習します。全員起立。自分自分で読んだらすわりなさい。」
5)「すわっても読んどくといいですね。座っても音読練習。」
6)子どもが全員すわったら、何も言わずに、すぐに追い読みの続きを再開する。
7)1ページ分終了後。「…1ページ読んだら練習するって言ったでしょ。」
8)「そうそう、座って読む子えらいですね。」
9)追い読み、1ページ分終了後。「…そう、えらいね。よく気がついた。」
10)「すわっても練習している人、すばらしい。」

 1ページ分追い読みしたら、立って1回読むことをシステム化しているのです。座っても練習もシステムとなってます。ほめながらシステムを入れてるのです。

(2014.3.2)