国語は、木下順二の「木竜うるし(人形げき)」に入りました。
題名・作者名・ト書きは、先生(私)が読みます。登場人物の権八と藤六のセリフは、子どもたちが1人ずつ交代で読みます。今回は、○(文)交代ではなく、セリフ交代なので、「あいよ。」という短いセリフもあれば、7行に渡るセリフもあります。
セリフの途中で、( )のト書きも、私が読みます。こんな感じです。
子どもA「しかたがないわ。見つけてこう。」
先生「ドブン。ブクブクブクブク。」
子どもB「あっはっは、もぐっていきよった。」
先生「こしを下ろす。」
子どもB「さあ、これで今日は一日まるもうけだ。まだ仕事を始めたばかりだに、あとは藤六が引き受けたちゅうわ。あのばか正直といっしょに仕事をすると、たいていのことはあれがやるで大きに楽だ。あっはっは。」
先生「藤六がうかび上がる。首だけ出して」
子どもC「ご、権八よ。」
セリフをセリフっぽく読むのは難しいので、私がト書きを読むとき、ちょっと大げさに読んでいます。それに釣られて、セリフっぽく読む子が出てくるのです。
(2014.3.9)