舘野健三編『教務主任365日の法則』(2002.4明治図書)を買いました。
読みかけですが、書いてあることを引用していきます。
教務主任の仕事は、膨大である。
学校の教育課程の仕事すべてを教務主任一人が行うといっても過言ではない。現実は、教育課程の仕事以外にもいろいろな仕事が舞い込む。
例えば、外部からの不審者の校舎内への侵入に対し、即対応するときも、教務主任が管理職や教職員のパイプ役になって連携プレーすることがある。
日々のことでも、教務主任に話が持ち込まれる。「今日は、研究会の日だから、掃除はあるか、ないか」とか、「下校時刻は何時か」といったことは、毎日である。月行事計画を教務主任が作り、下校時刻や掃除のあり、なしも入れていくが、細かな点で変わることがある。
そして、教務は次の5つのことができないといけないと書いています。
1)時数計算ができなくてはいけない。
2)情報が集まるので、即対応、処理できなくてはいけない。
3)多くの仕事をやっている教務主任は、だからも大事にされる。
4)自分の都合が結構生かされる。
5)教務主任の自分が学校の実務をこなしているというやりがいがある。
(2014.3.25)
前著の「②入学式準備のチェックポイント10」の中に、こう書いてあります。
チャイムを切り忘れないことも大事なことである。
チャイムを切るスイッチは、放送室の機器の下の方にあります。長期休業前、祝日前、卒業式・入学式、劇鑑賞などのときは、チャイムを切らないといけません。そして、その次の日にはチャイムを入れ直しておかないといけません。
「④始業式の当日の仕切り方」
転入生が不安にならないようにする。
始業式は、まだ新担任の発表を子どもにしてないので、転入生に担任を紹介することができません。教務が転入生とその保護者に対応することになります。
新年度は、7名の転入生が予定されてるので、その対応は私がするのです。
「⑤最初の一週間の流し方」
教務も忙しいが学級担任も忙しい。しかし、優先すべきは学級担任の仕事である。学級担任のための教務である。
学級担任の仕事がスムーズに進むよう、行事予定や時間割、教室割り当てなどを優先してやっていく必要があります。
これまで学級担任であったことが、今回は有利かもしれません。担任目線を忘れない教務でありたいです。
(2014.3.26)
これまで教務だった先生が湯里小に通勤されるのも、明日までです。
平野区の喜連小学校に転勤なので、聞きたいことがあれば、電話して聞くことはできます。
「4時から5時の出張で呼んでください。」とは、おっしゃってましたが。
4月1日からは、気軽に質問してやり方を聞くわけにはいきません。
明日1日で、せめて連休までの仕事が自分でできるよう、分からないことを見つけて質問していかなければいけません。
その上で、明日中にしておきたい仕事を思いつくだけ書いてみます。
1)「学期初めなので保護者の皆様の職員室への立入りはご遠慮ください。」の紙を職員室前に貼る。
2)企画会の資料を確認してから、印刷して綴じる。
3)特別教室の割り当て案を作る。
4)着任式の段取りを確認し、準備する。
もっとあるはずですが、今はこれぐらいしか思いつきません。
先週は、教員分の週案を印刷し、製本しました。この週案も、いずれ、校務支援パソコンで打つことになるでしょう。今年は、通知表が校務支援パソコンでの入力になるので、その通知表も作っていかないといけません。
(2014.3.30)
朝から、入学式の前日と当日の役割分担に名前を入れていきました。
教務ですから、4月1日発表前に誰がどの学年を担当するかは知っています。そうでなければ、仕事の割り振りができないからです。
この役割分担を決めるのに、結構、時間がかかりました。
例えば、放送機器担当は誰でもいいわけではありません。本来なら、放送委員担当だった私がすべきですが、私は教務として式の司会をしないといけません。では、誰にするか、誰ならできるかを考えていきます。
他の仕事もそうです。
こうなると、ある程度、どの先生がどんな仕事に合ってるかが見えてないといけません。(もちろん、どの仕事も誰もができるはずなのですが。)
また、仕事が満遍なく一人一人に行き渡るようにもしないといけません。
職員名簿を見ながら、役割分担に当てた先生をチェックしていきました。
この日は、企画会の資料を印刷して綴じました。裏表で約20枚(40ページ)を20部作りました。
時間割の特別教室の割り振りをしました。まるでパズルをしてるような感じでした。担任目線で、この割り振りはどうなんだろうと考えると、とても悩みます。
入学式の要項を印刷する頃には、もう4時を過ぎてました。
(2014.3.31)