始業式にすること

 大阪みなみ落ち研だより「みんみん」№1で、図書啓展氏が、最初の3日間のメモノートを紹介されてる。とってもいいので、視写してみよう。

1日め ’97 4 8(火) 始業式
[めあて 場所ぎめ、勉強のスタート]
・朝会指導ーなら(生指)ばせる(ならび方は前日に知らせる)
9:20~
・組分け発表(場所ー    )     ※○○くんに配りょ
・背の順を決める。2列でならばせる。しゃがませる。
・教科書をとりに行かせる(34冊ずつ)
(廊下で)
・くつ箱を決める(各列 背の高い順に上から)(くつ入れは最下段にかためさせる)
(教室で) □
・席を決める            ①⑥  L○  ○○
   ・名ボ順           ②⑦  M○  ○○
   (○○くんの横は    )  ③   N
・うしろにあつめて名前をよんでいく
   元気に「ハイ!」と返事。
・机はきちんとくっつけさせる。
・「5月連休明け、家庭訪問が おわって先生が1人ひとり覚えたらもう一度席がえします」
・ロッカーを決める。
   ・名ボ順
・教科書配布  点検
・自己紹介をする(3分で)
  ・「おはようございます!」「ます®!はダメ」…毎日元気にあいさつ
  ・名前を板書
  ・生まれは大阪市生野区  先生になって15年目。
   好きな食べものは    しゅみは
  ・3年生はヤッターマン、やりたがり屋。(暗示をかける)
  ・「どの子も伸びる」(板書)ゆっくりと
  ・大事なこと  ・こつこつ
          ・ていねい (板書)
          ・やりとげる
  ・しっかり聞く。目で聞く。  ほめる(ダメな人は名前をよんでくり返す)
  ・こんなときはおこる。  ・三度の注意   
                ・いじめ
               ・めいわく
  ・楽しいこともいっぱいある。 ①耳を動かす。鼻を〃。耳と鼻を〃。
                 ②手からけむりが出る(けむりカード)
  さあ、勉強はじめよう。
・国語教科書開いて。
     詩チョウチョウ音読…つれよみ=行→連→1人よみ→2人よみ→みんなで(一斉よみ)
                   「うまい!さすが3年生」
                  まるを7こ ○○○○○○○
・日直の指示(最前列より2人組)    かかせる(家で1回よんだら1コぬる)
・連絡帳を最高の字で書いてほしい。※(○○くんへの配慮)
     ・書けた人から持ってこさせ、点検(ハンコ)
・荷物運び 手つだって!

 これで、1日目である。ぎっしりやることがある。
 なるほど、1日目で背の順を決めるのがいいなぁ、と思った。
 ノートの右上に連絡帳で書くことが、縦書きで書かれていた。ここでは、横書きで、紹介しよう。

4・8火
(しゅくだい)チョウチョウの音読七回。
       教科書に名前を漢字で書く。
       自己紹介の練習
(持ち物)教科書全部。お道具ばこ。体そうふく。
(連絡) まい。連絡帳には毎日サインをおねがいします。

 私の場合に困るのは、次の日、離任式でいないということだ。
 2日めから、自習となってしまう。
 しかも、今回は、3日め4日めがお休みである。
 離任式の自習の中で、緊張が崩れないような方策を練っておかねば。
 ところで、今回は、1日めに子ども一人ひとりの写真をとろうと、思っている。 これは、児童文化研究会の一塚さんが、毎年されていることだ。
 写真があると、子どもの顔を覚えるのも便利。また、その子の一日の様子を思い出すのも、写真を見てやる方が、効果的である。
 一塚さんは、誕生日に、その写真を本人にもあげるそうだ。うん、いいぞ。

(1998.4.3)