パソコンクラブ開き

 今日、パソコンクラブの1日目でした。
 メンバーは29人。1人1台は、使えないということです。
 1日目の集合場所は、私の教室にしました。さすがに、パソコン室では、次のような決めごとはできないと、判断したからです。

①クラブ長・副クラブ長・書記を決める。
②2人組を作る。
③1年間クラブでやりたいことを出し合う。

 ①は、多くの子が立候補をしました。クラブ長だけは6年生優先ということにして、所信演説をしてもらってからジャンケンで決めました。
 この所信演説が、それぞれ立派だったので、
『誰がなっても、大丈夫ですね』と、言えました。
「楽しくて仲のいいクラブにしたいので、よろしくお願いします。」
「クラブ長を助けてがんばります。」
「きれいな字を書いていきます。」
 それぞれ、何の所信演説か、おわかりでしょう。
 2人組は、次のように、作らせました。

 全員起立。……2人組を作ったらすわりなさい。

  6年生の1人だけは、1人組(?)となりました。(本人、希望。)

 カードに、2人組それぞれの名前を書かせる。

 教室においておいた色画用紙のミニ版が、役に立ちました。
 1枚のカードに2人の名前が書けたところから、持ってこさせ、そのカードに私が番号を打っていきました。
 そして再び立たせ、自分たちのグループ番号が何番か、確認させたのです。

 クラブの初めに、クラブ長が今日は何番のグループが1人で使えるかを言ってくれます。番号を呼ばれたグループは、その日、1人で使えます。

  全員2人組にしたのですから、まだ何台かパソコンは余ります。
 使わないのはもったいないですから、交代で1人で使えるようにするシステムをこちらで作ったわけです。
 ②1年間クラブでやりたいことも、5人ほど言うと手も挙がらなくなりました。

 まだ何も言ってない人、立ちなさい。……発表したら座りなさい。

 これで、たくさん手が挙がりました。
 この程度押すだけで、意見は出るものなのです。
 ただ、書記がみんなの意見を板書するのが遅く、全員の意見を聞くのは、無理でした。(今、思い返せば、紙に書かせて出させれば、よかったのでした。)
『出された意見と、だいたい同じ人は、すわりなさい。』
で、今度は意見の数を私が減らしたぐらいです。
(ところで、司会はクラブ長・副クラブ長に任せてます。口の挟みすぎかな。) この後、パソコン室に移動しました。
『今日は、全員、2人組です。』

 パソコンを全て起動しておいた。

 昼休み中に、私が準備しておきました。パソコンの起動は意外と時間がかかるからです。(「クラブ楽しかった!」と言ってた子が多かったそうです。)
 子ども達がパソコンで遊んでる間、私はデジカメで子どもを撮影するのでした。

(2000.4.20)