机の上は何もなし

 伴一孝氏は、職員室の机の上に、何も置かないそうです。
 伴先生の実践を追試していこうとする私は、そういうことも真似していきます。
 しかし、机の上に何も置かない状態というのは思ったほど簡単ではありません。 まず、新学期ともなれば、いろんな書類やどんどこ机の上に配られます。
 机の上に何も置かない覚悟であれば、それらの書類をすぐさま、別の場所に保管しなければいけません。
 ところで、職員室の机には、引き出しが4つあります。
 書類を入れるのに便利なのは、一番右下の大きい引き出しです。
 私は、袋ファイルに、書類を入れて直します。
「指導計画」「学校放送」「学年だより」など、年間通して使うものは、項目を書いて、一つの袋に入れます。
 それ以外に、「入学式」「始業式」というように、明日明後日使うようなものは、ノートに挟んで家でも見られるようにします。
 また、「一年生を迎える会」「ファミリーグループ編成」なで、締め切りが一週間以内のものは、「すぐ使うもの」というファイルに。また、「一週間後」という袋ファイルも作りました。
 そして、一番必要なのが、「とりあえず持っておく」ファイルなのです。

(2001.4.6)